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(41)全国豊かな海づくり大会兵庫大会

1982(昭和57)年7月発行の拓水310号に、同年7月27日開催予定の「昭和57年度全国豊かな海づくり大会」の開催案内が掲載された。本大会は、前年の大分県に続く第2回で、香住町産地流通加工センターと香住の地先海面において、皇太子・同妃両殿下を迎え、参加者4,000人が一堂に集い開催された。前日の26日には、海づくり大会の記念行事として、香住町立文化会館で「栽培漁業推進大会」が開催された。

1982(昭和57)年9月発行の拓水312号は、同年7月に開催された「昭和57年度全国豊かな海づくり大会」の記念特集記事を4頁にわたって掲載している。大会のテーマは「ふるさとの海を豊かに美しく」で、大会決議は「つくる漁業の拡充」と「海洋環境の保全」であった。稚魚放流行事では、皇太子・同妃両殿下によるマダイの放流が行われた。

昭和57年度全国豊かな海づくり大会:香住町(現香美町)
▲昭和57年度全国豊かな海づくり大会:香住町(現香美町)

2019(令和1)年9月、兵庫県民会館において「全国豊かな海づくり大会」兵庫県実行委員会の設立総会と第1回総会が開催され、2021(令和3)年の秋に明石市で大会が開かれることが決定した。兵庫県での開催は、前述のとおり1982(昭和57)年に第2回大会が香住町(現香美町)で開催されて以来で、全国で初めて2度目の開催となった。大会の基本構想には、①「豊かで美しいひょうごの海の創出」 ②「力強い水産業の確立と地域の活性化」 ③「豊かで多彩なひょうごの魅力の発信」の3つの基本方針が明記された(拓水756号)

「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会」兵庫県実行委員会総会
▲「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会」兵庫県実行委員会総会

2020(令和2)年3月発行の拓水761号に、「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」の公式ホームページが開設されたことを伝える記事が掲載された。大会の準備状況や大会に関するトピックスなどを配信するほか、兵庫の主な漁法、地魚、豊かな海の再生に向けた取組などを紹介していくこととした。

2021(令和3)年秋の、全国豊かな海づくり大会兵庫大会開催に向け、全県的な機運を高めるために、市町・漁協の協力のもと、県内各地で園児・児童等による稚魚のリレー放流が行われることになった。記念すべき第1回放流は、2020(令和2)年6月に淡路市塩田漁港にて行われた(拓水765号)。

第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会は、新型コロナ感染症(※1)の影響で1年延期され、2022(令和4)年に開催されることになった(拓水767号)。

第41回全国豊かな海づくり大会兵庫県実行委員会事務局が、大会協賛行事の募集を開始した。対象となる行事は、大会の基本理念に賛同しその周知に協力可能なイベント、セミナーなどであった(拓水776号)。

「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」の開催日が2022(令和4)年11月13日(日)に決定した。また、1年前プレイベントを2021(令和3)年10月16日・17日に開催することも併せて決定した(拓水778号)。

2021(令和3)年10月、第40回全国豊かな海づくり大会みやぎ大会が宮城県石巻市で開催された。天皇・皇后両陛下は式典にリモート参加された。式典の終了にあたって、大会旗が宮城県知事から兵庫県知事に引き継がれた(拓水780号)。

2021(令和3)年10月、「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」の1年前プレイベントが開催された。これは、本大会に向けた機運の醸成と本番を想定した検証を行うことが目的であった。当日は、雨が朝まで降り続いたが、式典開始時には雨も上がり海上歓迎・放流行事は青空のもと盛大に執り行われた(拓水781号)。

2022(令和4)年2月発行の拓水784号に、第41回全国豊かな海づくり大会の開催まで残り9ヵ月となり、間もなく全国から多数の漁業関係者が兵庫県を訪れるのに備え、兵庫県の水産業の姿を見つめなおす、特集記事が掲載された。それによると、2019(令和1)年の兵庫県の漁業生産額は485億円で全国第9位に位置し、生産量では近畿6府県全体の約7割を占めた、とある。魚種別での生産量では、シラス、ホタルイカは全国第1位、タコ類、ズワイガニ、ハタハタ、ノリは全国第2位であった。漁業就業者の数は、全国動向よりも緩やかながら減少傾向が続いている。2018(平成30)年には4,840人で全国第10位であった。漁船隻数も減少が続いているが、2018年の漁船隻数は5,167隻で全国第7位であった。漁業生産量は1996(平成8)年から減少傾向となり、2009(平成21)年頃からは横ばい傾向となった。産出額(※2)は1992(平成4)年から減少傾向が続いていたが、2012(平成24)年から増加傾向に転じた。1983(昭和58)年と2019(令和1)年を比較した生産量、産出額の減少幅は、ともに全国平均と比べて小幅となっていた。

2022年(令和4)年3月発行の拓水785号に、第41回全国豊かな海づくり大会の目的、大会の運営組織、式典や海上歓迎・放流事業の概要が紹介された。また、1982(昭和57)年に香住町(現香美町)で開催された、第2回全国豊かな海づくり大会の概要と皇太子殿下のおことば、なども掲載された。

2022(令和4)年4月発行の拓水786号に、「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」の公式ポスターが完成したという記事が掲載された。デザインコンセプトは、兵庫県を代表する水産物で兵庫県の地形をかたどり、「陸での海づくり活動」が「海の豊かさ」につながっている様を表現した、とある。また、同年3月に神戸市立須磨海浜水族園で、大会テーマソング「いのちをつなぐあおい海」の完成記念イベントが開催されたことにもふれている。

兵庫県の5つの国を代表する蔵元で組織された「兵庫五国酒造之会」は、県立農林水産技術総合センター酒米試験地で育成した酒米「HYOGOSAKE85」など兵庫県産酒米を使用して醸造した清酒を、大会記念酒として発売した(拓水787号)。

2022(令和4)年6月発行の拓水788号に、「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」の実施計画が掲載された。

また、この大会を記念するリレー放流が、2022(令和4)年6月末までに計36回開催され、延べ1,400名を超える子供たちが参加した。現地では稚魚の放流だけではなく、タッチングプールの実施や漁船クルージング、生き物観察会などが行われ、参加者にとっては楽しみながら豊かな海について考える、良い機会になったという(拓水789号)。

2022(令和4)年7月、山陽電車東二見車両基地において、「豊かな海づくり号」のお披露目式が開催された。「豊かな海づくり号」は、大会の開催を記念し、明石タコ大使のさかなクンとのコラボレーションによって作成された。お披露目式には、さかなクン、二見小学校6年生の児童、兵庫県のマスコットキャラクターはばタンらが出席した(拓水790号)。

2022(令和4)年7月、ノエビアスタジアム神戸で開催されたサッカーJリーグの公式戦に合わせ、隣接する芝生公園で全国豊かな海づくり大会のPRが行われた。ハーフタイムには大会専用コスチュームを身につけたはばタン●●●●がピッチに登場した(拓水790号)。

2022(令和4)年8月5日、JR明石駅コンコースにおいて「第41回全国豊かな海づくり大会100日前カウントダウンイベント」が開催された。県知事のあいさつの後、カウントダウンボードの除幕式が行われた(拓水791号)。

100日前カウントダウンイベント:JR明石駅
▲100日前カウントダウンイベント:JR明石駅

2022(令和4)年10月、明石市立市民会館で海づくり大会行事の1ヵ月前リハーサルが開催された。天皇・皇后両陛下がご臨席される場面を中心に、舞台上での動きや立ち位置、照明や音響などの確認が行われた(拓水793号)。

2022(令和4)年12月発行の拓水794号は、第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会の記念号として発行された。22頁にわたって、大会の詳細が報告された。

第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~
▲第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~

 

(※1)新型コロナウイルスは、2019(令和3)年12月に中国で初めて報告され、その後世界的に流行した。

(※2)漁業産出額とは、漁業・養殖業の生産量に産地市場卸売価格等を乗じて推計したもの。これに種苗の生産額を加算したものが漁業生産額となる。

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